独立行政法人中小企業基盤整備機構/駅弁の企画・販売

取組事例

2023.04.25

【「三陸・常磐もの」を活用した駅弁の企画・販売】

当企画は、食の面で東日本大震災からの復興の一助になればとの思いから、独立行政法人中小企業基盤整備機構東北本部(宮城県仙台市)がJR 東日本クロスステーションフーズカンパニーとの協力により、震災のあった平成23年の10月から展開している幕の内弁当の企画・販売で、当初の販売開始から今回の第11弾までシリーズとして続くプロジェクトです。

パッケージには東北6県を代表する祭りや名所を描いたイラストをあしらい、特産食材をふんだんに盛り込んだメニューとなっております。また、お客様アンケートではお子様からご年配の方まで幅広い世代の方々からご好評をいただいており、「一つ一つのメニューが甲乙つけ難い美味しさで、お品書きを見ながら楽しく食べています。引き続き応援しています。」、「食材を育て収穫してくださった、農業、漁業に携わってくださった皆様、美味しく加工、調理してくださった皆様、献立を考えてくださった皆様に、感謝。」、「福興弁当、もう11弾なんですね。これからも美味しいお弁当、楽しみにしています。そして一日も早く東北が復興しますよう、心より祈念しております。」といった復興を願うお客様の声も寄せられ、第11弾までの通算出荷数が80万食に迫る、東北地域の食の魅力を堪能できる人気商品となっています。

第11弾となる今回は、北三陸わかめや鮭、かまぼこなどの「三陸・常磐もの」を含め16食材を用いたバラエティに富むメニューとなっており、価格1,450円(税込)でJR仙台駅及びJR東京駅の駅弁コーナーで販売されるほか、製造者の「日本ばし大増(東京都荒川区)」では、東京23区内へのデリバリー販売も行っております。

【取組概要】

●実施日:2022年10月1日(土)から2023年9月末日(予定)
●提供した弁当:「東北福興弁当~ 届けよう、東北から。」第11弾