東日本大震災からの本格的な復興に向け、三陸・常磐地域の水産物の魅力発信と消費拡大に取り組んでいる官民連携プロジェクト「魅力発見!三陸・常磐ものネットワーク」(事務局運営・産經新聞社)では、消費拡大強化期間である「三陸・常磐ウィークス第5弾」を11月1日(土)~30日(日)に実施しました。期間中、ネットワーク参加企業・団体(約1200者)による、社員食堂での「三陸・常磐もの」を使用したメニューの提供、お弁当の購入、社内マルシェの開催、イベントの開催などの取組を実施し、合計で約38万3千食を提供。参加企業・団体の社員・職員が「三陸・常磐もの」をおいしく食べて、復興を応援しました。
<「三陸・常磐ウィークス第5弾」提供食数>
社食・給食:313,301食
弁当:6,760食
キッチンカー:7,595食
飲食:2,893食
マルシェ:2,415食
ECサイト:1,381食
小売:12,477食
イベント:36,380食
合計:383,202食
①社員食堂・仕出し弁当でのメニュー提供: 31万食
ネットワーク参加企業・団体では、社員食堂で「三陸・常磐もの」を使ったメニューを提供するフェアを開催するなどの消費拡大に取り組みました。三菱電機では、グループの給食会社、三菱電機ライフサービスが全国各地の工場や研究所、支社など27カ所で、社員向けの仕出し弁当や社員食堂で、「三陸産サーモンマヨフライ」や「宮城県産いわし入りハンバーグ」といったメニューを計約4万6000提供。SUBARU(スバル)では、全国の工場や事業所16カ所の社員食堂でフェアを開催。「三陸産サーモンマヨカツ」や「三陸産わかめラーメン」などバラエティー豊かなメニュー約8600食を提供しました。




②会議・研修会・懇親会でのお弁当購入:6千食
ネットワークに参画するお弁当事業者が、企業・団体向けにランチミーティングなどの会議や研修会、懇親会などで利用できるお弁当をお届けし、多くの参加企業・団体の社員・職員が、「三陸・常磐もの」を使ったお弁当を味わいました。ウィークス期間中は、脂ののったふっくらとしたアナゴを贅沢に使った「三陸産穴子重御前」や福島・小名浜の郷土料理であるサンマのポーポー焼きをのせたのり弁、肉と海鮮がコラボした「三陸わかめと特選牛肉のすき焼き弁当」などの期間限定弁当も販売。政府の省庁でも積極的に利用し、赤澤亮正・経済産業大臣や鈴木憲和・農林水産大臣もお弁当を堪能しました




③魚ジャパンフェス2025への協賛出展:約2万7000食
本ネットワークでは、ウィークス期間中の11月28日(金)~30日(日)に、東京都千代田区の日比谷公園で開催された日本最大級の魚介グルメフェス「SAKANA&JAPANFESTIVAL(魚ジャパンフェス)2025 in 日比谷公園」(主催・同実行委員会)に協賛しブースを出展しました。ブースでは、「三陸・常磐もの」を使ったオリジナルお弁当を販売しました。また、福島の復興応援を目的に県産水産物を使った魚介料理が味わえる「発見!ふくしまお魚まつり」(主催・同実行委員会)が同時開催されたほか、北海道・三陸地域の魚介料理を集めた「食べて応援!ニッポンの幸エリア」も開設。最終日には国産水産物料理のコンテスト「第11回Fish-1グランプリ」も同時開催され、「三陸・常磐もの」が味わえるブースが多数出店。約2万7000食が提供されました。






