三菱電機株式会社/社食

取組事例

2025.12.24

三菱電機株式会社は、11月1~30日に実施された消費強化期間「三陸・常磐ウィークス」の期間中に、全国各地の拠点で、社員向けに「三陸・常磐もの」を使った弁当や社員食堂のメニューを約4万6千食提供した。

三菱電機は発足当初から当ネットワークに参加。これまで会社全体で消費拡大に取り組んできた。同社では、グループの三菱電機ライフサービスが各地の拠点に弁当を供給しているほか、社員食堂を運営。東京都千代田区の本社には、仕出し弁当事業者の玉子屋(東京都大田区)や嵯峨野(同中央区)が届けている。

今回のウィークス期間中には兵庫県や神奈川県をはじめとした全国の工場や支社、研究所など27カ所で延べ88日にわたり、「気仙沼産マグロのマスタードカツ」「三陸産サーモンマヨフライ」「宮城県産いわし入りハンバーグ」「気仙沼産かつおカツ」といったメニューを提供した。

本社では11月18日に玉子屋が弁当を届け、多くの社員が「三陸・常磐もの」を味わった。同社の女性社員(29)は、「昼食は毎日食べるので、こうした形で気軽に応援できるのはとてもいい取り組みだと感じている」と話した。

同社インテリジェンス・渉外室担当部長の山口佳子さんは「お弁当や社食は値段を抑えたいという思いがあり、工夫を凝らしてメニューを考え、提供していただいている」と感謝。「社内に復興応援の取り組みが定着し、社員の皆さんにも食べることが応援になるということが根付いてきた。これからも継承していきたい」と、続けることの大切さを指摘した。

宮城県産いわし入りハンバーグ
三陸産サーモンマヨフライ
三陸産茎わかめの磯風味カツ
気仙沼産マグロカツ
エビカツ