担当者名:環境マネジメント室 室長 行場忠宏
当社は、“「食」から日本の未来を支えます。”のコーポレートスローガンのもと、基本協定を締結する宮城県、岩手県をはじめ自治体や生産者と連携しながら、地域のおいしい食材の使用と認知度向上を目的とした取り組みを企画し、受託運営する食堂施設で実施してきました。「魅力発見!三陸・常磐ものネットワーク」が発足した当時、経済産業省との意見交換でこれまでの当社の取り組みに共感頂きましたし、私たちもこの官民連携には親和性があり、より幅広く社会貢献のお手伝いができるものと感じ、2023年2月にプロジェクトに参加しました。
食材の選定では、みやぎサーモンや金華さばなどのブランド品、海のパイナップルと呼ばれるホヤ、馴染み深いワカメなど、定番から普段食堂で食べられないものまでバラエティを意識しています。安全・安心な仕入を前提とし、それぞれの食材がもつ背景・価値を大切にしてプロモーションを行い、この1年弱に470カ所以上の食堂施設で提供させていただきました。クライアント企業様、ご利用者様、自治体のみならず、生産者や卸会社からも感謝の言葉を頂き、本当に嬉しく思います。
※写真左から、環境マネジメント室 行場、MD企画室 猪野、ユアキッチンサービス株式会社(仕入担当) 今谷・黒田
「魅力発見!三陸・常磐ものネットワーク」が立ち上がってから、この活動に共感される企業・団体様が急速に増えました。共通言語ができたおかげで、実施に関するご相談を頂くケースが増えましたし、これまで以上にクライアント企業様と同じ方向を向いて取り組みを進められていると実感しています。このネットワークからなる大きな1つの輪は、水産業に携わる方々や消費者にとっての明るい未来に向けた力となると思いますし、この輪がより広がっていくことを望んでいます。今後も三陸・常磐地域の食材を積極的に活用し、年間を通じてその魅力を伝え続けていきます。