参加企業等の声

富士フイルムホールディングス株式会社

東日本大震災後、当社では現地の方々をお招きしての物産展や通信販売施策を中心に、継続的に支援活動を行っています。より適切な支援を検討する中で、2023年1月に本ネットワークを知り、新たな支援の選択肢をご提案頂けると考えました。昨今、処理水放出により、特に海産物に関する風評被害の報道に接し、当社社員食堂での海産物を中心とした三陸・常磐地域の食材提供を実施しています。同地域の美味しい食材を頂きながら、少しでも被災地へエールを届けられればと考えています。


「社員食堂での海鮮メニューの提供と、物産品の通信販売の実施」

本社社員食堂では毎月1回、三陸・常磐地域の海産物を使ったメニューを提供しています。「三陸・常磐ウィークス」に合わせ、3月と9月には計2週間、日替わりメニューも提供しました。従業員からは「どれも美味しい」、「毎回楽しみにしている」との声が寄せられ、連日完売となっています。現在、本社を含め4拠点での提供ですが、今後提供拠点を増やすなど、取り組み拡大を検討しています。また、7月には毎年恒例の東北物産品通販企画を実施しました。今年は海産物のラインナップを増やし、一部拠点では試食会も実施して大変好評でした。更にコロナ禍で中断していた、労働組合主催の福島での防風林再生ボランティアツアーも再開予定です



「当社の東日本大震災復興支援の原点」

当社の創業の原点は写真事業です。東日本大震災の際は、津波で泥をかぶった写真プリントやアルバムなど思い出の品が多数発見され、当社には汚れたプリントの洗浄方法のお問い合わせが寄せられました。皆様のご期待を受け、写真事業を長年継続してきた企業の使命として、一人でも多くの方に大事な思い出の品をお戻しすべく、社内でプロジェクトを立ち上げました。海水に浸かったプリントの洗浄方法を研究し、現地に赴いたり、写真をお預かりしたりしながら、ボランティアの方々と協働で洗浄作業を行いました。当時被災地からお預かりして当社足柄工場の体育館で洗浄した写真は、約17万枚に上ります。写真救済活動詳細は以下をご覧ください。https://holdings.fujifilm.com/ja/sustainability/activity/other-activities/social-contribution-activities/photo-rescue