参加企業等の声

太平洋セメント株式会社

担当者名:常務執行役員 伴 政浩

当社は岩手県にセメント製造工場を、東北地域には複数の出荷拠点を有していることから、本ネットワークの趣旨に賛同し2023年1月に登録しました。これまで2回の福島マルシェ開催、社内会議における弁当の積極利用を呼びかける等から、その活動内容は広く社内に浸透してきたと感じています。当社では2018年に「東北復興支援マルシェ」を開催するなど、地域に貢献する活動を続けています。特に物産展は好評で、毎回多くの従業員が開催を楽しみにしています。こうした活動を継続することで、東北復興支援の一助になればと考えております。


取り組み事例①2023年5月、「福島県の特産品販売会」開催

 三陸・常磐ものネットワーク加入を機に、震災記憶の風化防止と福島の本格的復興への微力ながらの貢献を目的として、2023年5月17日・18日の2日間にわたり「福島県の特産品販売会」を開催しました。ご当地グルメの「なみえ焼きそば」や「白河ラーメン」に加え、苺や梨等の農産物、シュークリーム等の菓子類と豊富な品揃えにしたことは従業員に大変好評でした。また、商品の購入者にはスピードくじを実施したり、2日目の就業時間後には会場で販売していた日本酒による利き酒会を開催したりするなど、従業員同士の交流を深めるよい機会となりました。



取り組み事例②2023年9月「福島海産物マルシェ」開催

2023年9月19日、本社にて「福島海産物マルシェ」を開催しました。今回はALPS処理水放出による風評被害払拭のため急遽開催を決定し、「福島県の海産物」に特化することとしました。また初めての試みとして、冷蔵・冷凍庫計7台を持ち込んで冷蔵・冷凍海産物の販売を実施しました。会場にはその他にも蒲鉾や海藻類が並び、豊富な福島の海産物を前にどれを選んだらよいか迷う来場者が多く見受けられました。なお今回は太平洋セメントグループとして支援したいと考え、在京グループ会社にも協力を呼びかけ売り上げを大きく伸ばすことができました。